注意 ナルトさん女装してます。好きでない方はブラウザの「×」で閉じてください。
女体化でないので、ナルコさんに非ず(笑)
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Candy Girl 9
熱い唇。触れた細胞がどんどん熱を帯びる。 「ん…っ…」 ナルトの口唇が甘く感じる。角度を変える度に薄く開いたそれから、漏れる吐息。きゅっと瞑った瞼が震えているように見えた。紅潮した頬に、長い金糸がたゆたう。 名前を呼んでほしいのに……。そんな風に思っていると、ナルトの瞼がゆっくりと開いた。ぱちぱちと瞬きをして見つめてくる青い瞳。 「シカマル?」 不安そうに振動する声に、シカマルがくすりと笑った。不安そうに縋るような視線も可愛いと思える。ナルトからの告白に葛藤がなかったかと言えば嘘になるだろう。別に女だから好きになった訳ではない、と思っている。きっかけはナルトの素直な性格とか、自分の心をくすぐるような言動だったりしたのだ。嫌われていないという慢心がありながらも、どこか腑に落ちないでいた。ナルトも自分を好きでいてくれて、それでその気持ちを必死にセーブしようとしていた事も今となっては“可愛い”一因に過ぎないのだけれど。 秘密を抱え込んだナルトの心情の全てを分かってやることはできないだろう。だけれど、話を聞いてやることはできるし、理解しようと努力する事もできる。 だけれどそれは後にして、本能に率直な身体の反応を止める事ができないのが現状だ。 肌蹴た胸元に、まくれ上がっているスカートの裾。ぞくりとするくらいの色香が伺える。ナルトの潤んだ瞳もポイントが高いし、上がる息や仕草や……―――― ひっくるめてしまえば、全てがシカマルを誘惑する理由になる。こんなに可愛いと思える存在を目の前にして、黙っているようでは男がすたる。 相手が女だから男だから、可愛いと感じるのではないしそそられる訳ではない。ナルトだからだと結論付けた。 まくれたスカートの裾から差し入れた手で、ナルトの中心に触れた。びくりと反応する身体。 「…やっ……」 そりゃ同じ野郎に触られんのは嫌だろうな……と思いつつ、触っているのは自分なのだからいいだろうなんて思い、下着の上から柔らかいふくらみを摩る。 「んっ…あ……ン…っ」 小さな声だけれど漏れる嬌声に高揚してしまう。 「クソ、たまんねえな」 心の声が思わず口に出てしまうくらいに、煽られる。キスを降らせるのは唇だけではない。瞼にから鼻筋、また唇に戻り、首筋から鎖骨。ぺろりと鎖骨のくぼみを舐めると、ナルトは唇を噛みしめて顔を横にずらしてしまった。火照る身体の熱は羞恥からだけではないはずだ。シカマルはナルトの中心が熱を帯びて固くなるのを手の平で感じた。開いている手でブラウスの釦を全て外す。露わになった胸元が荒くなる呼吸によって上下していた。 日焼けしていない肌は白くて肌触りがいい。 「シカマ……こわ…っ、オレ…変、だって……」 「お前だけじゃなくて、俺もおかしくなってるって」 優しく扱いたいと思っているのに、欲望に勝てない男の性みたいなものもチラチラと視界にチラつくのだ。上下する胸の突起を口に含むと、ナルトが短い声を上げるのが聞こえる。舌先でくすぐるように愛撫すると、小さい果実が固くなる。舌で転がしてたまに甘噛みするだけで、面白いようにはねる身体。どこをどうみても、自分と同じ男で。快感を煽られる事が苦しいのか身じろぎするナルトを自分の存在で縫いとめてしまいたい。征服欲がむくむくと湧いてきて、刺激される。 下着の中に直接手を入れて、ナルトの昂ぶりに触れると一気に何かが弾けたような気がした。 「あ…っ!」 窮屈になっている陰茎を引っ張り出して外気にさらす。スカートは完全にまくれてないので、もぞもぞと中で動くような感じが堪らない。上下に擦る様な単純な動きにすら反応を見せる。先の割れ目に指の腹をこすり付けて、先走りでぬめる感覚を楽しむ。 「や…っや…あっ…」 「すげえ気持ち良さそだけど?」 「ばかぁっ!」 泣きそうな顔をしたナルトの表情を覗き込んで、真っ赤になっている頬に唇を滑らせる。敏感な先端をわざと責めて、ナルトの熱い息使いを耳で感じる。火傷しそうなくらい熱を帯びるソコがどんどんと固くなっているような気がした。自分の愛撫に感じているという事実だけでも嬉しい。今と言う瞬間を制する自分に満たされる。下ろしただけの金の髪が乱れていた。シカマルの中にも快感を伴うような戦慄が生まれた。衝動にも似たその感覚が征服欲の満たされた先にある性欲だとは気が付けない。 シカマルは陰茎から手を離すと邪魔になっている下着を下ろした。我ながら性急な行動だと思うが、もっともっとナルトを知りたい。 「足、開けるか?」 「……ぇ? あっ…」 再びシカマルの手の中に納まった局部が震える。 「は、恥ずか…しい、って……できな……」 解放を求めているのか、更なる快感を求めているのか。身体全体が性感帯になったように、何をされても甘美な熱が灯る。 「膝、立てて」 「…ひざ?」 なんだろうか、シカマルの声に従ってしまう自分がいる。開いた瞳に映る彼の顔が近すぎて恥ずかしい。片足を立てると、言われたようにゆっくりと足を広げてしまう。 「スカート……汚れちゃうってばよ」 くすっと笑ったシカマルの気配。ナルトにも自分がどれだけ彼の手淫で感じてしまっているのか分かっている。元々性に対する知識も薄く、淡泊な方だ。自慰行為もほとんどしないせいか、まだ未発達で未熟なのである。 「俺の手はもう濡れてっから、」 「い…言うなっ!」 何故シカマルの手が濡れているのか、汚したのは自分の放つ体液であると察しが付くから余計に恥ずかしくてたまらない。 「自分で上げろって、スカート」 「自分でっ?!」 素っ頓狂な声を上げたナルトが両手で自分の顔を覆った。 「……無理だってばよ〜」 「俺は別に汚しても構わねえけど」 ナルトにしてみれば、十分に「構う」所だ。汚した理由を誰にも言えないし、知られたくもない。しょうがなく顔を隠していた手でスカートの裾を掴むと、そろそろと上に上げる。 「もちょっと上げねえと…」 「無理って! もう、無神経だって!!」 泣きたい気持ちを抑えながらナルトはきゅっと唇を噛みしめる。そのまま見上げたシカマルがにやにやと笑っていたのを睨みつけた。 「ンな顔しても可愛いだけだっつうの」 「可愛く、なんか、ない……」 シカマルに可愛いと言われると嬉しい。言葉では反発していても、くすぐったいような気持ちになる。ナルトはむうっとしながら腰にあるホックに手を掛ける。この続きを望んでいる自分がいて、シカマルに溺れてしまいたい自分が居て、少し怖いような不思議な感覚。ファスナーを下ろす音すら耳にはっきりと聞こえる。緩んだウエスト部分から震える手でスカートを上げた。 「も、やだっ……」 「上出来」 シカマルの手の動きが再開する。身体が覚えてしまった甘い熱の行方。解放される事を望んで、開いた内腿が引きつった。 「…あっ……あ、あ、…んっ…っ」 快感を紡ぎだすようなシカマルの手の動きに喘ぐ声が空気に解けた。旋律を刻むみたいなそれに、頭の中が真っ白になってしまう。 「も、で……だめ…っ、だ…」 「分かった分かった」 「や…んっ」 ナルトはぎゅっとシカマルの首に抱きついた。震えたのは身体全体なのか、手の先から足の先まで痺れるような快感が駆け抜けていく。 はぁはぁと乱れた呼吸を正していると、唇を塞がれた。 「んんっ…」 シカマルにも男と寝た経験がある訳ではないけれど、知識はそれなりにある。ナルトの放った精で濡れた指を、双丘に滑り込ませた。慌てたようにバタついたナルトの足も自分の中に入り込んできた異物の感覚にぴたりと止まる。 「な…に、するの……指、いれ、た…?」 「濡らさねえと辛いだろ?」 「なにが?」 「挿れるの」 「何を……――――― あ…」 「あ、じゃねえよ。今さら気が付くなって」 蠢く指の感覚にふるふると首を振る。 「そんな…ほんとに?」 何を確かめられているのかシカマルは首を捻りながら、ふっと表情を緩める。 「ダメなのかよ」 「分んな……っ、あ…」 会話をする余裕なんてないのはお互い様。未知なる領域へ居るのも同じ。色んな専門書から雑学まで、時間があると読書をしている。暇つぶしなのだけれど知らなくていい事はないんだと改めて思った。 シカマルは目を白黒させて混乱しているナルトに乗じて指の数を増やす。初めての事でナルトを満足させるよりも、早くつながりたい衝動の方が大きくなる。 「悪りぃな、我慢できねえ」 「い……っ…!!」 ナルトの後腔に当てた楔をぐいっとねじ込んだ。痛いのか呼吸を止めたナルトを宥めるように抱きしめる。 「許せよ? ナルト、マジ余裕ねえ……好きだ」 「シカ…マ……」 目尻に落ちた涙。ナルトの意思も確認せずに抽出を始めてしまったが、止められないし止まらない。揺すられるナルトも痛みとしか形容できない感覚に鼻をすすった。泣きたくなくても涙が零れる。嫌だとか、痛いとか口にした覚えはあるけれど、目を開けた先にシカマルの男らしい顔があって、それだけで何かが満たされるような感覚になる。 好きだと言う気持ちは一緒で、心が痛いより身体が受ける痛みの方がましだと感じる。シカマルとの間に生まれた痛みが麻痺してどろどろと融けていく頃には、形容できない感覚が身体の中に生まれていた。 「好き…シカマル、オレも………すきっ…」 最奥に放たれた熱いものの存在を体感する。 意識が再び真っ白になった時には、ナルトはすでに気を失っていた。
目を開けると、ブランケットのようなものが掛けられている。 「……なに?」 視界には見慣れない部屋の風景。自分はどこに居て眠ってしまったのか覚えがない。首をぐるりと回して確認すると、隣にはシカマルの姿があった。そして、フラッシュバックするように記憶が戻ってくる。 「ナルト?目、覚めたか?」 優しく名前を呼ばれた。それだけで、涙腺が緩んでしまう。ぶわっと溢れた涙を止める術が見つからない。 「お、おい…大丈夫か?痛いのか?」 「痛いってばよ、もう!」 どこが、と言えないのは悲しいがシカマルにも分かっているだろう。繋がるという慣れない体制にも身体がギシギシ行っているような気がする。身体の奥から沸いてくるような鈍痛。だけど、泣いてしまったのはそんな事が理由なのではない。 隣にシカマルがいて、名前を呼んでくれたから。好きだと言われて、自分も好きだと伝えられたから嬉しくてしょうがないのだ。 そろそろと手を上げると、シカマルが握ってくれる。 「お前、泣き顔も可愛いからやべえな」 「……オレは男だって言ってんのに」 「可愛いに男も女も関係ねえし」 温もりを指先に感じる。どう表現したらいいのか分からないくらいの安堵を感じていた。 「なんでだろうな、今まで焦ってたから……言い訳かもしれねえけど、早く自分のモンにしたかった」 受け入れられる未来なんて想像したことがない。 思いが届くなんて、望んではいけない事だと思っていた。 「シカマルが焦る?」 「しょうがねえだろ。お互いに気持ちがねえ訳でもないのに、ナルトからは毒虫みてーに拒否られて、でも完全にって訳でもなくてよ。どうしたらいいのか俺も分からなくて混乱してた。蓋を開けてみりゃ……お前を責めてなんかいねえし、謝るなよ?お前を好きになったのは、その、……最初から気になって仕方なかったって奴だ。一目惚れみてーな」 それを言うならばナルトも同じなのかもしれない。自分の立場とか境遇で、人と付き合う事にもどこかしら壁があったように思う。それが同性の同年代とくれば拒否反応の方が大きかった。 それでも彼とは会いたいと思ったし、シカマルを知れば知るほど嫌われたくない一心だった。 今は、叶うはずもない思いが受け入れられる事に、心の中で感謝をする。 「ホントに、オレでいいの…? オレってば、男だってばよ」 「知ってる」 にやりと口元に笑みが浮かぶ。男臭くてそれでいて色っぽいそれにナルトは真っ赤に頬を染めた。 「それでも、好きなんだから。ま、しょうがねえ。それでお互いに納得したじゃねえか」 ナルトの前に影が出来る。ゆっくりと近づいてきたシカマルの手が顔の横にあった。ナルトの気持ちもシカマルと同じで、瞼を伏せる。 焼き切れそうな熱情はないけれど、触れるだけキスには神聖な誓いのような気持ちが溢れていた。
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シカの気持ちを書こうとか前回アトガキで書いてますが。
ちゃうやんか。めちゃ、違うよね。
でもいいよね(笑)
相思相愛で心も身体も結ばれちゃいました☆でいいよなっ!