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Innocent loveU-6

 

 

 シカマルはそっとナルトの頬に手を当てた。真っ赤になりながら見上げてくる青い瞳が潤んで居る。

「……緊張してる」

「それ、オレのセリフだってばよ…」

 そっと青い瞳が瞼で隠れた。シカマルは誘われている気分になって、柔らかい口唇を求める。触れているだけでナルトの僅かな震えさえも伝わってくるようだ。

 緊張していると言ったのは嘘ではない。追いかけているだけでなく、真正面から誰かと向き合いたいと思ったのはきっと初めての事であり、それも自分の気持ちを全てかけられる相手を目の前にし、受け入れられている事にバカみたいに緊張している。

 そっと唇の合間から舌を侵入させると、ぴくんと反応する身体。二人の間での初めてではない行為なのに、まるで初めてそうしているような既視感に近いリアル。逃げまどうような舌を絡め取ると、おずおずとそれに応えてくれる感覚がある。熱にうなされている訳でも、快感に侵されている訳でもなくただキスをする。触れ合う唇は柔らかく、甘い。

「……んっ…」

 鼻から抜ける様なナルトの声にシカマルは、理性がガラガラと崩れて行く音を聞いた様な気がした。確かめるようだった口付けも確かなものに変わりつつある。角度を変えて貪る様になってお互いの舌を絡め合う。

 どんどんと熱くなっていくのは身体だけではない。高揚する気持ちに歯止めがきかない。抱きしめていた腕がナルトの背中を愛撫するように背筋を辿る。

「は…ぁ…あ、や…っ」

 くたりとなる様子はいつもと変わらない。ナルトもシカマルとのキスで感じて居る事が手に取る様に分かる。だから、シカマルは抱きしめながらナルトを床に縫い付けた。自分に縋りついていた腕も床に張りつけて、ぼうっと自分を見上げてくるナルトの瞳に吸い込まれそうな感覚に陥る。

「もう、止められねえって…言ったよな?」

「……シカマル」

「あれ、今も変わんねえから…」

 無意識にナルトの身体を弄る手と唇。それに、びくびくと反応するナルトはぎゅっと目を瞑ったままだ。ペロリと首筋に舌を這わせて、柔らかい肌に唇を押し付ける。きゅっと吸うと、白い肌に紅い花が咲いた。器用な指先がナルトのシャツのボタンをひとつずつ外して行く。身体全体で息をするナルトは、弱々しい視線でシカマルを見上げてくる。高揚した頬と、口元から漏れる吐息にシカマルはふっと笑った。

「そんな顔して…誘わねえでくれよ。モタねえじゃん」

「…は……?そんなつもり…、ねえし……」

「俺意外に見せるなよ?」

「ば…ばっかじゃねえのっ!?」

「嫉妬で焼き切れる、―――― 神経が…」

 薄っすらと開いた唇に舌を這わせると、ナルトも自分の舌でシカマルに応える。唇が触れたままで「バカ」と一言呟いた。その呟きを飲み込むように口付けを深くすると、ナルトの腕がシカマルの首に回る。ぎゅっと抱き寄せられて、重なる心臓の鼓動に気持ちが落ち着く。性急に求め合いたい気持ちはあるのに、今と言う瞬間を噛みしめていたい気持ちもあり…欲張りな自分自身に笑みが零れる。ただ、思いをぶつけるだけでない伝えあえる行為に、心が幸せを教えてくれた。熱くなる身体と反比例した穏やかな心。それでも目の前の愛しい人の反応に、違う感情が心を侵食する。

「ナルト…」

 何度呼んでも、きっと飽き足らないだろう。

「大好きだ……」

 何度思いを伝えても、伝えきれないだろう。

「………好きだ」

 乱暴に触れたら消えてしまうのではないかと、どこかで思っていた。けれど、抱きしめて確かに感じるナルトの気持ちがある。彼なりにシカマルに応えようとしてくれる、声のない言葉が聞こえるような気がした。唇から首筋へ、そして胸元へ移動させた唇でナルトの胸の飾りを愛撫する。唇で含むと、口の中でぷっくりと主張するソレに舌先で刺激を与える。

「んっ…!」

 そして、片方は指先で硬くなる先端を楽しむように転がす。

「あ…やっ……ん、あ…っ」

 紅く濡れた胸の飾りが妖しいくらいにシカマルを誘う。もっと快感が欲しいと主張しているようにも映って見え、ついつい敏感な部分へ執拗なくらいの刺激を与えてしまいたくなる。

 ビクビクと震えるナルトは、全身が性感帯になった気分で首を左右に振る。己の発する嬌声が耳に聞こえて恥ずかしい。それでも、シカマルに触られるだけで感じてしまうのだ。声も我慢できない。まるで女の子みたいに悶えている自分もかなり恥ずかしい。

「や…っや、あ…んっ…」

 胸部で快感を得る事が出来るなんて、シカマルにされるまで知らなかった。それも、その感覚はずんっと下半身に直結する快感に変わる。どんどんと、身体を中心に熱くなってくる。じっとしていられなくなり、シカマルの腕の中で悶えてしまうのだ。

「シカマ……あ…っあ、ン…あっ……」

 焦らされている訳でもなく余すところなくシカマルの愛撫はナルトの感情を高める。

「や…っ…も、や…っっ……ン、あ…んっ」

 最初はシカマルもナルトの感じやすさには驚いた。素直になってくれてなかった頃も、快感を呼び起こそうとするシカマルに身体では応えてくれていた。彼と触れ合う度に、ナルトの感度の良さにこの行為が楽しくなっていってしまったのかもしれない。独占しているという自惚れに酔いしれた。

 甘い吐息に、発する声に、震える身体に。その肌の奥に潜む細胞のひとつずつを全て支配しているような。

「いやいや言うなよ…」

「だ…って…」

 感じすぎているナルトは恨めしそうに涙目のままシカマルを睨みつける。

「いいんだって。すげー感じて…俺の名前呼んでくれよ」

「だって…こわ…い」

 どこかに浮遊してしまうような感覚が怖くてしょうがない。何もかもが初めてで、シカマルにしがみ付いていないとどうにかなってしまいそうで怖いのだ。きっとこの感覚はシカマルに分かってもらえない。尖らせた唇は吸われた所為で紅い。子供っぽいような表情に重なるアンバランスな色香。これが全て無意識と言うのだから、シカマルもお手上げだ。

 ナルトの下半身に掌を滑らせると、その中心で大きくなっているモノに触れた。

「……っ!」

 前を寛げて、中に手を忍ばせるとしっとりとした汗ばんだ肌に触れる。茂みに隠れるモノは少しずつ主張を始め、シカマルの手淫を待っていたかのように頭を擡げる。

「今日は余裕ねえーよ…」

 ガキだと言われてもいい。早くナルトとひとつになりたい。少しでも早く、彼と恋人同士なのだという証が欲しい。その言葉だけで満足できるほど大人にはなれないのだ。

 セックスをすれば、相手の全てを支配できるのではないと知っている。こんな既成事実のような行為で彼の心を全て自分のものに出来たとは思えない。

 それでも、止められないし止まらないのだ。最初にナルトの熱を解放した方がいいと思うのだが、それまで自分の精神がもちそうにない。慌ただしい愛撫でナルトを傷つけたくない気持ちもあれば、心の隅にはそれすらも受け止めて欲しいワガママな気持ちもあるのだ。

 ナルトの陰茎を緩く刺激してやるだけで、先端から零れ落ちる愛蜜。それを指先で絡め弄びながら、確かなものを求めて奥へと指を滑らせる。双丘の奥にある硬い蕾に触れると、明らかにナルトがビクンと反応する。襞をかき分けて指先を奥に進めた。

「…あっ…!」

「痛てぇ?」

 甘ったるいようなシカマルの声に首を振る。

「ぃ…たく、な…い」

「大丈夫?」

「ほんとに…痛く、ない…」

 ぐいっと一本を中に挿入させる。そう、一本ならば多少の異物感を感じるくらいなのだ。それに、ナルトも中の感じるポイントをシカマルに刺激されると、頭がぼうっとして感覚が飛んでしまう。そして、いつの間にかその指の本数が増やされる事が今までの常だった。

「ん…っ…っ…」

 ゆるゆるとシカマルの指が中で蠢く。それが不思議な快感になって、ナルトの身体に熱をため込むのだ。自分ですらも触れた事のない部分への侵入をシカマルには許している。羞恥に耐える事から、感情の全てを愛しさへと変えてくれるシカマルの愛撫で身体が緊張を解いていくのを感じる。

 ナルトにも迷いがなかったかと言うと嘘になる。男の自分が、男のシカマルを受け入れる事に。だけれど、どう考えてみてもナルトがシカマルにどうこうしたいという感覚にはならなかったのだ。だからといって、同性にどうこうされてしまうという自分も想像できなかったのだが、流されるままにそうなって、何故か納得している自分が居る。狡いのかもしれないが、流されて受け止めた方が楽な様な気がしたのだ。本当の意味でシカマルを受け入れると決めたのは、つい先程なのだけれど、今は曖昧な気持ちが確信に近づいている。

 最初から、シカマルに押されて押されて押されまくりなのだから、足掻いてみてもしょうがない様が気もしていた。

「う…っ、あ、んっ…!」

 刺激に慣れないままで、シカマルの愛撫は確かなものになって、その指が別の生き物のようにナルトの中を刺激した。それは時に激しく、時に優しく。乱暴に扱われているのではない。それでも、ナルトの感じる様を楽しむ様なシカマルの視線は感じる事が出来た。

 身体が熱くて堪らない。

「シカ…シカマル…」

 名前を呼んで感じて居れば良いと言った彼の言葉を実行する。どこか暗い淵に堕ちてしまいそうな恐怖感を、彼の名を呼ぶ事で現実に変える。手を伸ばして触れる温もりと、自分を包み込む様な慈しみの視線と、熱を孕んだ愛撫と。全てのものがナルトを高みへと追いやった。

「ンン…っ」

 シカマルの指が後腔の中をくるりと撫ぜて出て行く。ふっと息を吐いたナルトは、そこに熱いモノが当てられた感触を感じた。ぬちゃっとした熱の塊。

「……シカマル、怖い」

 素直な気持ちだ。彼には虚勢を張る必要もない。

「うん…ごめんな?」

 シカマルは何に対して謝っているのだろうか。ナルトは首を傾げながら、シカマルを見上げた。複雑そうな笑みを浮かべたシカマルにぱちぱちと瞬きを繰り返した。

「やっぱ…やめたいって言ったら、……」

「やめねえかな?」

 即答されてしまい、ナルトはむうっと膨れる。

「やっぱ…ダメ?」

「だめじゃねえけど………」

「けど?」

「ごめん」

 ナルトはどう答えていいのか一瞬迷い、シカマルにちゅっとキスをした。

「謝んな、バカ…」

「先生、大好きだ」

「だからっ!先生って呼ぶなってばよっ!!」

 ぎゅっとシカマルに抱きついた瞬間、ナルトはめりめりと自分の中に穿たれるシカマルの熱棒の感覚を感じた。目から星が出てきそうな衝撃。

「いっ……!」

 やめてくれと、懇願しそうになった。先だけが挿入されただけなのに激痛が背筋に走る。

「や…あ……っ……っ!」

 助けて欲しいと、口からシカマルを否定する言葉が出そうになるのを喉もとで飲み込む。きゅっと唇を噛みしめてその言葉を噛み殺す。シカマルの存在を感じる。どくどくと脈打つ感触が肉を裂く様な激痛をナルトに与えた。一瞬だけ躊躇したようにしたシカマルだが、一気に奥まで自分をナルトの中に進めた。

「あ…っ」

 短い悲鳴のようなナルトの声と、強張る身体をぎゅうっと抱きしめた。ぎちぎちに男茎を締めつけられてシカマルも痛みを感じる。だが、腕の中で震えているナルトは自分以上の苦痛を味わっているはずだ。指とは比べ物にならない質量のモノでナルトを犯しているのだから。

「く…っ……力、抜けるか?」

 ゆるく首を振るナルトの視線は虚ろで、無意識なのかぽろぽろと瞳から溢れる透明な雫が頬を濡らす。

「悪りぃ……」

「あや…ま、んな…って……バカシカ!」

 掠れた声が悲壮感を伴う。それでも、シカマルは自分を止める事は出来なかった。ゆったりとした所作で腰を使うと、緊張したナルトを感じる。

「ん……あ…、あ…ああ…っ」

 涙交りの吐息にシカマルも眉を潜める。余裕なんてきっとお互いにない。それでも、この行為を止められない。なるべくナルトを傷つけないように気遣いながら、シカマルはナルトを抱きしめる腕に力を込めた。

「俺につかまってろって……」

「――――――――― うん……」

 狂い出す一歩手前の感情がナルトを侵食する。それでも、自分を抱きしめてくれる腕の温かさと、自分の中で脈打つシカマルのモノに知らずと心が落ち着く。訳もなく流れる涙は、苦痛がもたらすだけの理由ではない。

「は…はあ…っあ、シカマル……」

 ぎゅっとしがみ付いているシカマルの背中に思わず指が食い込む。爪先が肉に食い込み震えた。それでも、シカマルは愛しいだけの気持ちでナルトの中を泳いだ。

「好きだ、ナルト……」

「シカマル……」

 ひっくひっくと泣きだしてしまったナルトは、潤んだ青い瞳でシカマルを見つめる。

「好きだってばよ…」

 そうでなければ、彼を受け入れる事なんて出来ない。身体が感じる苦痛とは別に満たされた心の中がシカマルの存在を求めているのを感じている。

 好きなのだ。彼が自分を求めてくれるように、きっと……この気持ちは確固たるものと変化を遂げて、シカマルを求めている。

「キス、して……」

「ナルト…」

 お互いのゴールが近い。シカマルはナルトの唇をゆったりと吸った。ナルトは現にそれに応えながら、シカマルの腕の中で半ば意識を飛ばす。それと同時くらいに果てたシカマルは、くったりとしたナルトの身体を抱きしめた。

「もう、離さねえからな」

 その言葉がナルトに届いたかは不明だが、真っ赤に腫れている目尻をぺろっと舐めたシカマルは心の中で溢れた愛しい気持ちの全てをナルトに向けて、触れるだけの口付けを贈った。

 

 

 

 

 シカマルは意識を失ってしまったナルトの傍らで、じっと恋人を見つめる。

「ん……」

 ふわりと瞼を開けたナルトにほっとして、息を吐いた。

「大丈夫か、先生?」

「もう死ぬかも」

「えっ!マジかよ……」

「…痛い」

 どこがとは聞けない。聞かなくてもシカマルには分かっている。

「他に、痛いとこはねえか?」

「もう、二度とやだってば…」

「マジ?」

 最初で最後?!

ひやりとしたシカマルの不安が表情に出て居たのだろうか。それを見たナルトがぷっと吹き出す。

「…半分ホントで、半分嘘」

 ナルトはそっと腕を上げて、シカマルの頬に掌を当てる。

「死にそうなくれーに…幸せ?」

「…ナルト?」

「痛かったし、もう二度とゴメンだって思ったのも本当だけど……シカマルだから、幸せ…って思う事にしたってばよ」

「……――――― 悪りぃ」

「だから、謝んなっての!…嫌じゃ、なかったからさ」

 最後の砦は相当の苦痛を伴ったけれど、それ以上にシカマルの真剣な気持ちを感じた行為だったから、怒りとかのマイナス感情はない。

「オレってば、自分で思ってたより、シカマルの事好きみたいだってば。だから、絶対も一生も信じる事に決めた」

 シカマルはふっと笑う。

「信じさせてやるって。俺は、……先生を」

「好きだってばよ?シカマル」

「一生…好きだから」

「うん」

 ぽろりとナルトの瞳から涙が零れて、シカマルはそれを指で拭う。

「俺もすげー幸せ」

 動くとまだ辛そうなナルトに飲み物を渡すと、ナルトは嬉しそうにそれを口に入れた。後ろから抱きしめて、ナルトを両腕で包み込む。この腕はナルトを抱きしめる為に存在するのだ。彼だけの為に。

「そういや、先生。来季、生徒会の担当になるんだって?」

 腕の中で落ちついていたナルトが驚いた顔をシカマルに向けた。咄嗟に動いたナルトは激痛を感じてシカマルの方に自分の額を寄せる。

「なんで、……知ってんだってばよ?」

「リークされたんだよ、生徒会長に」

 ナルトはカカシの言葉を思い出す。年が明けたら信任投票だけで、生徒会役員が決まる事は聞いている。

「なんで、シカマルが?」

「めんどくせーけど……白羽の矢が立ったって訳だよ。前のテストの成績がネックなんだけどなぁ…」

 ナルトはチョウジの話を思い出した。

「ヒナタも関係、……あり?」

「現生徒会長の日向ネジはヒナタのイトコっすよ?ヒナタの生徒会入りは決定してたってか……ま、それ関係で日向先輩にしつこく勧誘されてて。その橋渡しがヒナタだったって訳」

 ナルトは最近の出来事を思い出す。ヒナタと親密だったと思っていたのが、真実は日向ネジと親密だった訳なのだろうか。

「あの…さ、この間……日向の家に居たって、ヒナタのとこじゃなくって………」

「そ。日向先輩の家っすよ。変に誤解されて参ったけど、ま…俺にも色々とね」

「いろいろ?」

 シカマルは少し躊躇して、ナルトを抱きしめる。

「ヒナタは先生の事、好きなんだぜ?きっと、憧れの部類だろうけど。その牽制ってか……先生がヒナタに告られてフラリと揺れても困るしな。卑怯な手を使っても、俺は先生を離したくなかったから」

「ええええっ!ヒナタが?……マジ?」

「でも、もう俺のもんだからな」

 真っ赤になったナルトはこくりと頷く。

「……超はずかしー…」

「別にいいじゃん。恋人同士ってやつなんだからな!」

 強く主張するシカマルが年相応に見える。ナルトはくすくすと笑いながら、シカマルに甘えて擦り寄った。

 

 

穏やかかつ波乱なナルトとシカマルの目の前に彼らが現れるのは少しだけ先の話。

 晴れて恋人となった二人に、嵐が吹き荒れるのは年が明けて春を迎える頃の話となるのであった。

   

 

 

 

  

 

 

メンタル面が優先してしまっていたなぁ…終わってみると。

ばんばん赤文字指定です!って言っておきながら、そんなに?かなぁ…

とりあえず、ナルトは深窓の御曹司なので()

それをネックに第3部突入です。

とりあえず、第2部は二人が出来上がるまでの話なので…(*^_^*

なかなかラストまでが遠く。

まだまだこのシリーズ続きますので!ヨロシクです。

色んな意味で、第3部はサスサク前提になりますので、そこんとこもよろしくっす〜