レーシック 航空券

 

 

 

Kiss Kiss Kiss

 

 

「あれ…?チョウジとキバは?」

 ナルトの言葉に顔を上げたシカマルは「用事」と短く返事を返す。

「そっか〜」

 シカマルの隣に座り込んだナルトが、手持ちぶたさに雑草を引っこ抜いている。そんなナルトを横目で伺いつつ、シカマルはにんまりと笑った。

「なんだよ、つまんね〜って顔しやがって」

「え!ち、違うってば…」

 シカマルの顔を覗きこんだナルトの顔が少しだけ赤い。

 

 シカマルと二人きりになる事に不満なんてない。

 …と言うか、かなり嬉しかったりする。そんな気持ちを見透かされたくなくて、シカマルの事を凝視できないだけだ。正しく言うと、緊張しているのだ。

 

「なぁ…ナルト」

「なんだてってばよ?」

 不意に話掛けられて、心臓がドキリと鳴る。そしてシカマルに腕を掴まれた。

「な…なに?」

 ぐいっと引っ張られて、態勢を崩したナルトの上にシカマルの上半身が乗った。じいっと見つめられて、口から心臓が出てくるのではないかと言うくらい緊張感が増す。

 真上から覗きこまれているので、視界はシカマルの顔で埋め尽くされている。

「な〜に、緊張してんだ?」

「してな…」

 反論しようとした唇に、柔らかいモノが重なる。目一杯に目を見開いていたナルトは、身体から力を抜いてそっと目を閉じた。

 唇の間から侵入してくる、熱い舌がナルトのそれを絡め取る。

「ん…っ」

 名前を呼びたいのに、貪られる様な口付けの合間に彼の名前を呼ぶ余裕がない。

「あ…はっ…」

 角度を変えられ、深く深く交わる口付けに思考回路がぶっ飛ぶ。知らずの内に、シカマルを引き寄せる様に首に腕を回していた。シカマルに応える様に、舌を差し出して絡め合う。

 

 はあっと息を吐いたのは、唇が離れてからの事。

 

「ドキドキしたってばよ?」

「俺も」

「嘘っぽいってば」

「嘘じゃねえよ」

 

 こうやってキスをするのは何回目だろう。

 盗みとられる様に、ちゅっと重なるだけの事もあったし。今の様に息も継げないくらい深い口付けを与えられることもある。

 ナルトはどちらも嫌いではない。

 シカマルの首に腕を絡めながら、とても近い距離で彼の顔を見上げる。

「えっと…シカマル。好きだってば」

 シカマルはくすりと笑った。

「俺も」

「ホントに?」

 疑うつもりはないが、彼に好きだと言われると心がざわつく。

「嘘言って、何か得があるか?―――― 好きだぜ?」

「…うん」

 

 ほら、心がくすぐったい。

 

 好きは、言葉の魔法。

 

 

 

 

 

 

 

 

WEB拍手より移動〜

幼い感じの二人のイメージ。

でも、やっぱシカナルはバカップルだよね、あはは〜\(^o^)

毎回、それを確認するために書いてる様な気がします()