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帰り道
いつもと変わらぬ帰り道。
くだらない話に花を咲かせ、オーバーアクションであははと笑っているところで思いっきり腕を引っ張られた。 「……いたっ」 ナルトは腕を掴んだ主を少しだけ見上げる。 「痛いってばよ、シカマル」 少しだけ不満な声。 「あんなあ……文句より先にいう事あんだろ?」 「なにが?」 シカマルが大袈裟な溜息をついて、ナルトの肩を抱くように自分の方へ寄せた。 「自殺願望あるなら別だけど?」 シカマルの視線の先には、横断歩道がある。今は赤信号でナルトの行こうとした先には多くの自動車が行きかっていた。ナルトはパチパチと瞬きを繰り返し、へらっと笑ってみる。 「サンキュだってばよ」 「分かればいいけど、ちゃんと前くらい見て歩けよ」 「あ〜…うん、そうだな。ホントにシカマルの言う通りだって」 一緒に話に夢中になっていたはずのキバは素知らぬふりでチョウジと話を続けている。シカマルも気を付けろと注意はしているが、別にナルトの事を叱っている訳でない。それでもどうしてか、ナルトからすれば叱られている気持ちになってしまうのだ。それは、この件に関して全面的に自分が悪い事が分かっているからだと思う。 「気を付けろよ?」 「ウン」 しおらしく頷いて、ふと自分の置かれた状況を把握する。左腕を掴まれ右肩にはシカマルの腕がある。少しだけ自分より上背があるとは思って居た。だけれど、体型的には似たり寄ったりだと感じていたのに……実際は、違う。細見に見えていたシカマルとは肩幅も胸板も随分違って感じたのだ。こうやって彼の腕の中にいます的なシチュエーチョンでなければ、感じなかった事なのかもしれないのだが。 「なんかシカマル成長したってばよ?」 「はあ?」 いきなり何を言い出すのかと、呆れたような返事をしたシカマルがくすりと笑う。 「お前はちっとも成長しねえもんな」 ついでにぽんぽんと頭を撫ぜられて、体中の血液が顔に集まっていくのを感じる。ナルトはぎりぎりと歯噛みをしながら余裕の笑みを見せるシカマルを睨みつけた。 「逆効果。バーカ」 なのにあしらわれたみたいに笑われて額を突かれる。 「ちっとも怖くねえよ」 「うっせーってばよ。シカマルのバカ!」 大きな目で睨みつけてくるが、真っ赤になって充血した瞳は潤んでいるし無意識に膨らませているほっぺがぷにぷにしていて子供を連想させる。ダイレクトにナルトに伝えると沸点まで達しそうな怒りの矛先が自分へ向きそうで適当に笑ってやり過ごしたのだが、それはそれでお気に召さないらしい。 すぐにムキになる所などは小さな頃と変わらないのだが、本人にはそのつもりはないのだろう。 「おーい、信号変わるぞ!」 青になった歩道を渡り終えたキバとチョウジが大きく手を振っているのが見えた。 「ナルト、点滅してる。走るぞ」 「話をすり替えるなって!オレってば怒ってんだぞ」 「わかったから、ホラ…」 思わず手を取った所で信号が点滅し始める。 「「あ」」 二人同時に声を上げて、顔を見合わせる。理由もなくおかしな気分になって笑みを交わしてしまった。道路の向こう側では、鈍臭いナルトとシカマルを笑っているキバとチョウジの姿がある。先に行くというジェスチャーにシカマルはひらひらと手を振った。視界の先には小さくなっていく幼馴染の背中。隣には機嫌が良さそうに鼻歌を歌っているナルトがいる。 「ま、いっか」 「なにが?」 口に出たシカマルの呟きに首を傾げたナルトが見上げてくる。いつ見ても大きくて零れ落ちそうな青い瞳。 「信号いっこ見逃したくれーいいかって」 「キバたちみずくさいってばよ。待っててくれてもいいのに」 「別に、いいじゃねえか」 「へ?」 ナルトも本心からキバやチョウジを責めるつもりはない。それなのに、帰ってきたシカマルの言葉がなぜだか真剣なような気がして焦ってしまう。 「なんかお前の言い方って俺と二人だと嫌みたいに聞こえる」 ナルトは素直に驚いてしまう。まさかシカマルの口から、拗ねたような怒ったような、何とも言えないニュアンスの言葉が出てくるとは思っていなかった。いつでも冷静で物事の全体を見ているように公平な彼なのに……一体今日はどうしたのだろうか? 「……そんな事、言ってねえってばよ。そんなつもりないって……」 いつもとは違う一面を垣間見てドキドキする。 「嫌とか思ったら最初から帰らねえってば」 「……悪りぃ。なんか変な言い方したな」 ふっと笑ったシカマルの横顔が大人びて見えた。まただ、と思う。ナルトの中で知らないシカマルを見た気がした。
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我ながらバカだな〜とか思う。 キバとはしゃぎながら楽しそうに(そう見えるのだからしょうがない)オーバーアクションで話しているナルト。二人の背中を見つめながら、なぜか機嫌がよくない自分が居る。理由なんてない、……はず。これはいつも繰り返される光景なのだ。話の内容なんて興味がないから聞く気もないし、もし話が自分に振られたら適当に合わせればいいと思っている。 シカマルの隣では呑気にコンビニで仕入れた中華まんを頬張るチョウジ。これも普段と変わらない光景の一つ。打破できない日常に溜息が出た。 ふと視界に入ったのは目の前の横断歩道だ。すでに信号は点滅してしまい、ゆっくりと車が走り出している。それに気が付いているのかいないのか……ナルトが両手を大きく広げた。それを見たキバが腹を抱えたように笑いこける。キバの様子に満悦気味なナルトが話しの続きをしながら一歩踏み出そうとした。 「おいおい」 「あれ、絶対見えてないよね。まわり」 ぼそっと呟くチョウジ。ちゃんとその声は聞こえていた。ただ相槌をうつより早く身体が勝手に動いていたのだ。二の腕の辺りを掴んでぐっと歩道へナルトの身体を繋ぎとめる。 「いたっ」 眉を顰めて見上げてくる瞳が真ん丸になっている。いきなりの事で状況が把握できていないのだろう。話に夢中になって車道で出そうになっていたなんて微塵も気が付いていない。 「あんなあ……文句より先にいう事あんだろ?」 別にお礼が言われたくて手を出した訳ではないけれど、非難めいた視線を向けられるとこちらとしてもムッとしてしまう。それなのにナルトは小首を傾げたままだ。その無防備な姿が小動物のように見えるのだが、そう思って居るのは本人には秘密。しょうがないと言うか呆れてしまうと言うか、言葉より先に重たい溜息をついてしまう。ぐいっとナルトの肩を抱いて自分の方へ寄せた。 ナルトは華奢だ。自分と同年なのは分かっているが、少し置いてけぼりをくらったように成長がゆっくりな気がする。華奢だと言っても女の子のような繊細さがある訳ではない。さすがに同性なのだからナルトに対しても失礼だ。だけれど、自分の腕の中にすっぽりと納まる様なサイズはそれに近い印象を与えてしまう。それなりに筋肉もついているし身長だってちょっと背の高い女子くらいはある。ただ自分よりは低いと言うだけであって。 「気を付けろよ?」 「ウン」 素直なのはナルトの利点。たまに意地を張って来る事もあるが根本は正直で素直な性格である。 「なんかシカマル成長したってばよ?」 「はあ?」 自分とシカマルを交互に見ながらナルトが、うんうんと頷いている。一瞬、自分の心の中を覗かれたのではないかとひやりとしたが、それは深読みのし過ぎだ。シカマルはくすりと笑ってナルトの頭に手を置いた。 「お前はちっとも成長しねえもんな」 柔らかい金の髪が指の間をサラサラと流れる。ぽんぽんと撫ぜてその手触りが心地よいと感じた。手のひらの下にある青い瞳がじっとシカマルを睨みつけている。眉が眉間により無意識なのが唇を少しだけ尖らせて、潤ませた瞳が真っ直ぐに自分を捉えていた。 怒っていますと顔に書いてあるのだが、シカマルはそんなナルトが可愛く見えてしょうがない。 「逆効果。バーカ」 人差し指と中指で額を突くと、少しよろけたナルトの視線がもっと怒りを称える。 「シカマルのバーカ!」 今にも歯ぎしりが聞こえてきそうなのだが、聞こえてきたのはキバの声だ。いつの間にか変わったのか横断歩道を渡ったキバとチョウジが手を振っている。ナルトとじゃれるのが楽しくて全く気が付かなかった。 「ナルト、点滅してる。走るぞ」 「話をすり替えるなって!オレってば怒ってんだぞ」 地団太を踏む姿はまるで小学生のようだ。変わらねえな〜と思いつつ苦笑してしまう。それが気に入らないのかナルトがぷいっと顔を背けた。その行動が小さな子供のように見える原因の一つだ。ぷうっとふくらました頬。ぷにぷにのそれを突きたいのだが、ぐっと我慢した。 「わかったから、ホラ…」 手を差し出すが、もちろんナルトが従うはずもなく。思わず手を取った所で信号が点滅し始める。 「「あ」」 二人の声が重なった。今から走れば十分に横断歩道を渡りきる事ができる。だが、別にそんな事はどうでもよくなってしまった。二人して顔を見合わせて、自分たちのバカらしさに笑ってみて、それが心地よい時間に感じられて、それがナルトと共有できた事に機嫌も急上昇している。 先に行くように促したキバとチョウジは、少し考えたようにしてから手を振り背中を見せた。別に慌てて彼らを追う理由はない。ただ帰る方向が同じだから一緒にいるようなもので、目的がある訳ではないのだ。ナルトと二人きりの帰り道。そんなシチュエーチョンが何故か嬉しい。その“何故”を追求してはいけないと思って居る。 「キバたちみずくさいってばよ。待っててくれてもいいのに」 ナルトの呟きに、シカマルの中の“何故”がむくりとかま首を擡げた。 「別にいいじゃねえか」 その口調が少し冷たくなってしまう。上昇していた気分が一気に冷めてしまうようなイメージ。ナルトと二人でいる事を自分自身で思って居るより嬉しく思って居る事に気が付かされた。 近すぎて気が付かない事や、近すぎて手に入らないものなんて沢山ある。 「なんかお前の言い方って俺と二人だと嫌みたいに聞こえる」 だからだろうか。気持ちがストレートに言葉になってしまった。 そして、冒頭へ戻るのだ。我ながらバカな事を口にしてナルトを困惑させてしまったと思う。軽くナルトに話を合わせて頷いてやればいいものを、自分の方が子供っぽい態度を取ってしまった事に少しだけ後悔する。 「……そんな事、言ってねえってばよ。そんなつもりないって……」 困ったような顔で見上げてくるナルトが不安そうな顔で、ぱちぱちと瞬きをした。一方的な自分のワガママでナルトを振り回した自覚はあるのだが、こうやって自分だけを見つめてくれる状況に満足する自分もいる。随分と身勝手な話だ。ナルトからは、どうしたらいいのか分からないという困惑の表情が見て取れた。 「嫌とか思ったら最初から帰らねえってば」 しょんぼりとした態度にシカマルは一気に冷静になった。笑った顔のナルトが一番好きだ。なのに、彼の表情を曇らせているのが自分な事に後悔してしまう。 「……悪りぃ。なんか変な言い方したな」 情けなくて嘲笑を浮かべた所で、ハッキリと自分の感情に気が付いた。気が付かないようにしていた“何故”の理由。簡単な事なのに、それでいて厄介な感情。 ナルトの事が好きなのだ。それは幼馴染としてではなく、友人に向ける感情でもなく。一人の人間として恋愛対象としての好き。 まっすぐに見つめてくる瞳が、こんな疚しい気持ちを見透かすようでシカマルはすっと視線を逸らした。
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「元気ないね」 声を掛けられてびっくりする。 「そんなに驚かなくても……」 チョウジが困ったように笑うと、ナルトはぶんぶんと首を振った。 「驚いてないって」 「驚いてたよ。飛び上がりそうな感じだったじゃない」 「……そう?」 無自覚なのだろうか?首を傾げて唸っているナルトの手にある菓子パンは半分も減っていない。 「早く食べないとさ、昼休み終わるよ?」 「あ〜……そうだな。ウン」 「ナルトって食べてる事忘れるくらい他の事考えてた?」 昼休み。ふらりと屋上にやってくると、そこにチョウジがいた。別に約束していた訳でないけれど無視するのもなんだから隣に座ったのだ。本当は一人になりたかったのだが、チョウジは騒ぐタイプではない。だから一緒にいても気楽だ。ナルトが饒舌になれば合わせてくれるし、そうでなければ干渉しないでおいてくれる非常に空気が読めるタイプ。 「わかんねえ」 「知らず知らずってやつか〜。最近、様子おかしいしね」 「えっ?!そんな事ねえってばよ」 「ナルトだけじゃないんだけどさ」 「……え?」 目を丸くしたナルトににっこりと笑いかけたチョウジが、いきなり弁当箱の包みを持ち上げた。そしてチョウジの視線の先を追うと、階段を上がってくるシカマルの姿が見える。 「シカマルと約束、してたんだ……?」 「ん?約束って言うか、持って行ってくれって頼まれたんだよ。シカマル、職員室に呼ばれてたから」 ナルトの存在に気が付くとシカマルも驚いたような顔をした。それは一瞬の事なのだけれど、はっきりと読み取れる表情であった事は確かだ。 「よう。お前も屋上か?」 「……たまたまチョウジと会って」 「つか減ってねえな」 シカマルの視線は食べかけの菓子パンに向けられる。ナルトは曖昧に笑ってからぱくりとパンを頬張った。チョウジから包みを受け取ったシカマルがナルトの隣に腰を落ち着ける。 ナルトは心臓がやけにうるさい事に気が付いた。どくどくと脈打つ心臓の音がシカマルやチョウジに聞こえてしまうのではないかと思ってしまう。だから無言で口を動かす。 「じゃあ、ボクは先に教室戻ってるよ」 その言葉に思わず顔を上げた。チョウジは肩を竦ませると「日直なんだよね〜」とにっこりと笑う。屋上には人がまばらで、間隔をあけて陣を取っている。昼休みが終わりに近い事もあり、一人二人と人影も消えていきつつあった。 「食わねえのか?」 つい先ほども同じ質問をチョウジからされた。ナルトは食べかけのパンを袋の中に仕舞う。珍しく食が進まないのだ。それは度々ある事で両親すらも心配している。先日、シカマルの新たな一面を垣間見てからナルトは自分が可笑しくなってしまった事に気が付いていた。寝ても覚めてもというのは大袈裟だけれど、ふと気が付くとシカマルの事を考えている。 大人びた顔つきや、それと反比例するみたいな態度も。目に焼き付いて離れない。なんとなく理由もなくそんなシカマルの事を考えることが多くなった。そうやってシカマルの事を考えるとドキドキが止まらないのだ。どうしてか分からないけれど、自分の存在が彼の機嫌を損ねたような気がして、気になってしょうがなくなってしまう。あれから、二人で帰路につくことはない。だから、この感情の元にある原因は分からないままだった。 「……シカマル」 「ンだ?」 「オレ、シカマルと一緒に帰るのやじゃないってばよ?」 不思議そうな顔をしたシカマルは、瞬時に合点が言ったという顔つきになるとふっと笑う。 「お前、この前のこと気にしてんのか?アレは俺が悪りぃって言っただろ?」 「シカマルは悪くねえってば。オレが誤解されるような言い方したから……」 シカマルは首を傾げた。しおらしいナルトの様子が不思議でならない。子供みたいな癇癪をナルトにぶつけてしまった自覚はあるのだが。 「誤解なんかしてねえよ。俺が捻くれてたんだ。気にすんな」 それ以上は何も言わずシカマルは弁当を突いている。ナルトはしょんぼりとしてパックの牛乳をすすった。シカマルはナルトの事が好きだと自覚してから、己の言動が上手に汲み取れるようになった気がする。自分のつまらない感情で、ナルトの意識を自分に向けたかっただけだ。ただそれだけの事。好きな子を苛めて関心を自分に向けようとする稚拙な考えに近い。 「オレ、シカマルの事好きだから……嫌われたくねえってばよ」 「……どうして嫌いになるとか――――――」 箸を休めたシカマルは俯くナルトに視線を向ける。ナルトが自分に向けている好意は、自分が彼に向けている感情とは意味合いが違うと分かっていても心が揺れた。 「そんな事、ある訳ねえだろ?」 「だって、あん時シカマルめちゃ怒ってたし」 「怒ってねえし」 「怒ってたってば」 顔を上げたナルトと目線がガチリと合う。それを逸らさないままナルトがじっと見つめてきた。 一瞬、泣き出しそうに瞳が歪むがナルトは視線を逸らさない。 「怒ってたのは、お前にじゃなくて……ガキっぽい自分に、そんだけ。お前の事は……好きだ」 勘違いしてしまいそうになる。シカマルに嫌われたのではないかと、泣きそうになっているナルトの顔を見ていると彼も自分と同じ気持ちなのではないかと勝手な解釈をしてしまいたくなる。 好きだとお互いに告白しているようで、真っ直ぐな視線から逃げられない。 「オレ、おかしいんだってばよ。シカマルがオレの事鬱陶しいとか思ってんじゃねえのかって思えてきて、どうしていいか分かんなかったし。避けられてるみたいな感じしてたし」 当たらずとも遠からず。シカマルも自分の感情を持て余し、それに整理がつくまではこうやって二人きりになる事を躊躇っていた。 「考えすぎだって」 「オレは子供のまんまでシカマルだけめっちゃ大人になってる気がして……」 必死になって訴えてくるナルトをじっと見つめる。一生懸命でやっぱり可愛く見えた。たまに瞬きをしてもシカマルから視線を逸らせようともせずに、自分の気持ちを正直に口にしている。こんな男に嫌われた所でナルトの世界は変わらないはずだ。知らずと人を惹きつけるタイプだから気にしなくてもいいのに。そんな事をぼうっと考えて居る間も、ナルトはたどたどしくも気持ちを伝えてくれる。 「それでも、オレ……シカマルの事好きだし、嫌われたくなくて」 「二度も同じ事言うなって」 勘違いしてしまう。都合のいいように解釈してしまう。その責任をナルトに押し付けたくなるくらい、自分は狡い。 「お、おんなじ事言ったかもしれねえけど、……でもホントだし」 「だから、勘違いするっての。何度も好きだとか言われたら」 「勘違い?」 その意味を汲み取れないのか、困ったようなナルトが首を傾げる。シカマルは自分の中でパチンと何かが弾けた音を聞いたような気がする。一瞬の事だけれど、理性が吹っ飛んだ。好意を寄せている相手から与えられた好意をはき違えてしまうくらいに。 至極当たり前のようにナルト唇に自分のそれを重ねた。驚いたようにして後ずさりそうな後頭部を手のひらで押える。 後悔はしない。今と言う瞬間は。 きっと、それを過ぎ去ったら頭を抱えるくらい悔やむことになっても。触れた唇の柔らかさに時間が止まったような気がしていた。
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知らない間に長くなってしまった!
ので、分割することにしました〜(泣)
なんだろう……前にもこうゆう話を書いたような。
書いてるかもしれないけど、せっかくなのでUPします(笑)
おかしいな。こんなハズでは……(;゜ロ゜)